オークランドのことを知るには「Auckland Index」っていう統計サイトがわかりやすくて便利だと思う。
例えば、オークランドに住んでいる「人」のことをチェックしてみる。
2000年に120万人ほどだったオークランドの人口は、右肩上がりに増え続け、今年は160万人を突破している。
人口推移と増加数(Auckland Index)
人口では、姉妹都市になっている日本の福岡市(158万人)はすでに抜いてしまった。
なんとなく景色がオークランド似てる福岡市
直近3年は急激に人口が増えていて、毎年4万人以上をキープ。そりゃ住宅が足りなくなるわけだ。
ただ、オークランドの人口はまだピークアウトなんかしていなくて、これからさらに増えていくことが予測されている。
約15年後の2033年にオークランドの人口は200万人に達し、ニュージーランド総人口の37%を占めるという。
2033年の人口予測(Auckland Index)
200万人超えの都市は、日本でも4つ(東京23区、横浜市、大阪市、名古屋市)しかない。
そう考えるとけっこうデカイ街になるねって感じがする。
オークランドのいい場所に不動産を持ってたら、価値はまだもっと上がるだろうね。
次は市民の多様性。220以上の国、地域にルーツを持つ人々で構成され、約4割は外国出身者。そして、約3割の人々は複数の言語を話すという。
日本も外国出身の居住者が増えているけど、オークランドの多国籍感は半端じゃない。
市民の多様性(Auckland Index)
中国やインドを中心に増えているアジア人は全体の2割以上を占めている。
そういえば、オーストラリアでは「アジア出身の移民がヨーロッパ出身を初めて上回った」っていうニュースが今年あった。
オークランドでもアジア人はこれからまだまだ増えていくに違いない。
数が増えれば、社会的な立場も変わってくるし、住みやすさにだって影響する。
Auckland Indexでは、ほかにもビジネス、イノベーション、ビジターなどのセクションがあって、特に経済面のデータが見やすくて、わかりやすい。
オークランドはニュージーランド経済の中心地だから、投資や移住を考えている人は一度チェックしてみることをオススメします。
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